私の体験や認識は、おかしなことに、深まれば深まるほどに神秘性を失って、"普通さ"を増していきます。今回も、ますますそんな感じで、特別とか、神秘とか思い込んできた事実の、あまりの当たり前さに改めて驚愕している感じです。
"それ"でも"これ"でもいいけれど、これはふつうに、誰が見ても間違いなく、目の前に、いつでもそこいら中にあります。ただ私たちは、それを徹底して見過ごすように、訓練されています。
「ねぇねぇ、これってなんだと思う?」
「え?」
「ほら、この目の前にある、見えないもの、変くない?」
「そんなん、空気に決まってんじゃん、バカねぇ。」
「…その空気ってやつが入ってるところ、よくわかんないと思わない?」
「空間のこと?空間っていうのよ、くーかん!ホント、バッカじゃないの、この間の授業で聞いたじゃない。それよりサッサとしないと置いてくわよ。」
しぶしぶ…
「いやー、でも、物と物の間にある、この何もない空間っていうの、どうもナゾっすよね?」
「…お前、暇人か?さっさと営業行ってこいっ!クビにするぞっ!」
とかいった按配に。
だけど・・・・
そのただの、何も大事でないはずの空間は、どこまでも果てしなく広がっていて、、、、
世界中、宇宙中に存在するもの全てをあわせたより、はるかに大きくて、、、
それなくして存在できるものなど、何一つなくて。
そしてクルリと視点をひっくり返して、自分を最短距離ー距離ゼロから見てみると、それとまったく同じものしか見当たりません。
この、当たり前な事実のすごさ。
さて、、、見てみましょう。
"それ"につい て知るのは、語るのは、考えるのはもういいから、ただ単純に、まっすぐに、直接、自分で見てみましょう。
さぁ、ご一緒に(^^)。