2016年12月21日水曜日

オープン・シークレット 2

念願の本を、願っていたのよりずっと早く手にすることができました!
ヒロさん、本当に本当にありがとうございます。m(_ _)m


今早速、訳者あとがきを読み終わったところです。
(はい、後ろから読むタチです。)

感激。

トニーと彼のメッセージの色々な側面が、まったく偏りのない形で紹介されていて、すごくバランスが良いです。ヒロさんこれ、トニーは読んだんですか?笑

訳者あとがきを読んで、色々な思い出が浮かびました。ヒロさんの観点がよかったから、”あ!あの時トニーがこう言ったのは、こういうことだったのかもな”、なんて昔のやりとりについて、今気づかされたこともありました。


私がトニーと直接出会ったのは9年前、トニーが誰かもよく知らずに、ただただ苦しかったから、無料で電話で話してくれる、というのに飛びついてイギリスまで電話したのが最初です。

本も読んでなかったし、ウェブのメッセージも目を通さなかった・・・恐ろしく失礼、かつ図々しい話です。(^^;) エゴというのは自分が楽になるためならなんでもします。笑

時差の関係で会社から休憩時間にかけたんですが、留守電。勇気を振り絞ったのにちょっと無念、と思いながら、メッセージを残したところ・・・

10数分後、トニーから電話が。
びっくりしたのなんの。

世によく知れた先生が、見ず知らずの質問者に国際電話で電話かけ返してくれるなんて・・・

緊張しつつ、支離滅裂になりつつ、”私の苦しみ”を訴え。
”それはただ起きているんだよ”
という言葉に、すべてが軽くなったのを感じましたが、同時に、

”できることなど何もないよ”

という容赦の無さに追い詰められて、逆に必死に瞑想にすがりつき、気が狂いそうになって数日後にもう一度電話。

”こうしてあなたと話してる時は楽に感じるのに。”
”それもただ起きていることなんだよ”

**

その後トニーのリトリートに出かけたわけですが、4日間だったかな?どんな質問にも3つくらいの答えで対応する、その”横道に逸れない”メッセージ、妥協の無さにびっくりしました。(駄話とか、他の人のこき下ろしとか、下ネタとか、そういうの別にして・笑)

ヒロさんがあとがきで引用している、『Invitation to Awaken』は、”まだ何かをする誰か、とう観点で書かれていた”という理由で、リトリートでの本の販売から除外されています。

”何もできることはない、できる誰かなんていない”なんて言われても、どうしようもなくて苦しいばかりだった時、何かできること、”誰か”を感じられるこの本が、”トニーでもこう言ってたんだぁ”とすごくホッとする、心の支えだった時期があります。

同時に”あれ?ちょっと意外だなぁ”と思う部分もあって、トニーに聞いたら、得意の渋面で”あの本はねぇ、、、”と先のように答えてくれました。

本当に面白い人です。


さて、これからゆっくり、オープン・シークレットを楽しみます。

2016年12月12日月曜日

オープン・シークレット


トニー(パーソンズ)の最初の本が、ヒロさんの訳でまもなく発売になるということで、
私としては嬉しい限りです(^^)。

3年前、
”アメリカでずっと色々なものに触れてきたけど、日本ではどんな様子なんだろう?”

ーなんぞと思って、”スピリチュアル”関連のブログを、あれこれ探しては試し読みしていた時期がありました。

私の適当なサーチは初め、あまり良いヒットを生まなかったんですが、”そうだ、私が知ってる人たちは、日本では知られているのかな?”ということに興味が湧いて、そういった観点で再度グーグルし始めました。

当時、トニーのリトリートから帰ってきたところでもあったので、『トニー・パーソンズ』とグーグルして、見つけたブログの中の一つがヒロさんのブログです。


発見した時は、とっても嬉しかったなぁ。


”あ、トニーの言ってることをわかっている人が訳してる”
というのが私の最初の感想でした。


そしてトニーだけでなく、ヒロさんの探求の旅はそれはもう、幅広く・・・
一番最初から最新のものまで、全部に目を通した、2つ目のブログです。
もちろん、今も欠かさず読んでます。

(一つ目は雲黒斎さんのブログ ^^。発見した時はあれも嬉しかった。背後霊とか引き寄せとかには一切興味はないけど、それでもたくさん学びました。こちらは全部読むよりずっと手前で終わってしまいましたけど、すごく面白いブログで、日本人には珍しい、論理的な感性と表現のうまさ、真摯さ、親父ギャグのコンビネーションが好きでした^^。)


ヒロさんがブログで説明している通り、これはトニーが書いた唯一の本です。
すごく優しいトーンの本です。
シンプルに、淡々と、優しく、私たちの存在の核心、幻想の核心、苦しみの核心を描写しています。

オープン・シークレットというのは、本の題名というだけでなく、トニーが自分の活動の名称として使っている名前です。トニーは自分の口をついて出てくる表現を、”私の言葉”と言わずに、”オープン・シークレットの表現は”、なんて風に言います。

トニーはこだわりの人なので(^^)、経験とともに表現が変わっていくにつれ、それを反映すべく、何度か改定が加えられています。
結果、私が10年以上前に買ったのと、3年前に買ったものは、多少感じが違います。

2011年版は前のものに比べ、妥協のなさが一層強まって、ギリギリのところまで肉を削ぎ落とされたような感じを受けます。
それでも、本全体からほのかに漂うような優しさは変わりません。

大好きな本です。

まだ日本語版の本は読めていませんが、文句なしにオススメです。

ぜひ買いましょう!(^^)