2019年11月20日水曜日

エゴの居場所、私という空間性

みなさんもきっと、自分の頭の中で、あのおなじみの声を毎日聞いていると思います。

ああするべきだった、こうするべきだった、ああなったらどうしよう、いやいやこうなったら・・・などと延々におしゃべりを続ける、あの声です。いろんなアドバイスをくれますが、あんまり役に立たないこともたくさん言います。

この頭の中のおしゃべり=思考パターンは、デフォルトモード・ネットワークと呼ばれます。現在では神経科学や脳医学の分野で脳内の位置も特定されており、”エゴの居場所”などとも呼ばれています。頭の中の独り言が盛んなときに脳の特定の部位が活性化するのです。

この思考パターンの中には、日常役に立つ情報もあるのですが(車の運転、コンピューターの操作等、習い覚えたことを自動的に行える)、不毛な心配事、人のあらぬ腹を探って心配する、起きていないことについて思い悩むなどといった、不健康なものもたくさんあります。不毛な考えを囁く声に同一化すると自滅的な行動に走りやすい、同じ不健康な行動パターンを何度も繰り返す、ということもあります。

2019年11月13日水曜日

自己探求 サイケデリック療法

昨年クリスマスを過ごした修道院の修道士のイメージ・・・気持ちは(^^;)

ここ10年くらいの間に、アメリカでは人の意識の研究が科学者や技術者の間でとても盛んに行われています。

神経医学の観点から、脳医学の観点から、はたまた心理学の、薬療法の・・・さらにテクノロジーの研究・開発が加わって、とても面白い話をYouTube始め、あちこちで聞くこと・読むことができます。
学会で”悟り”という言葉をテーマに使用した研究が、数年前から普通に発表されるようになったというのですから、びっくりです。

そんな中で最近、薬物療法を復活させようという動きも再燃しています。
60年代、ヒッピーの時代に盛んだったサイケデリック(幻覚剤)のポジティブな効能を見直そう、という動きです。

私が面白いと思ったのは、マイケル・ポーランというジャーナリストのレポートです。


2019年11月1日金曜日

テスラ君と秋。近況など


テスラ君が我が家にやってきて一年になります。テスラ君は電気自動車で、我が家が買ったのはモデル3です。

注文した車を引き取りに行った時、テスラのお姉さんに、
"Congratulations on getting your Tesla! Your life will never be the same!"
(テスラ取得おめでとう!あなたの人生はまったく違うものになりますよ!)
と言われ、セールストークと軽く聞き流したのですが・・・

いやはや、実際変わりました(^^)。
いろんなすごいことができる車、高い技術が搭載された車、というよりは、
まったく違うコンセプトで作られた乗り物。Completely different beastといった感じです。

想像力が豊かで、いつも一人で別世界に遊びに行っちゃってるような知り合いの若者に、
”どう?車に話しかけてる自分に気付いたりする?”
と聞かれて、一瞬その彼らしい質問に笑いがもれたのですが・・・

ええ、ごく自然にしっかり話しかけています。
”おっ!上手な車線変更だ!よくやった” とか、
”おいおいおい、どこいくつもりだよ?!” とか。

窓が大きいので、車窓から見える秋の景色はきれいです。
天井を見上げると、雲とお日様が、ゆったり広がっています。

でも、完全自動運転までの道のりは、まだまだ遠いというのが実感です。
これで年内に完全運転なんかリリースしたら危険すぎだよ、イーロン君。

******

ずいぶん前になりますが、エゴの基盤が弱まっていくにつれ、書けることがどんどんなくなっていったのに気づきました。

私たちのほとんどが、最初に聖なるもの、すべての源であるもの、神、エネルギー、大いなるもの、そういったものをエゴという基盤を通して経験します。