箱根強羅の朝(1月2日) |
スポーツジムやヨガスタジオに通年通っていると、よく言われる人のパターンに気付きます。
サンクスギビングからクリスマス、新年は通う人が極端に減り、新年が明けたのちには、人がこぞってやってくる(^^)/
食べすぎて太った分をなんとかしよう、というのもありますが、なんと言っても
新しい年だ。今年は心機一転、頑張ろう!ーという、新年の抱負ですね。
英語ではnew year's resolutionといいます。
2月、3月になるとその効力はだんだん力を失って人が再度減り、4月くらいになるとまた、木の芽時で人が増えます。
面白いものでこのパターンはおおむね、毎年繰り返されます(^^;)。
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みなさんは”新年の抱負”を立てるタイプですか?
私は昔、目標とか計画が大好きで、壮大な計画を立てては途中で終わっていました。
今こうして思い出してみると、新春の抱負を抱く根底には、”新しい自分に生まれ変わりたい”という願望が、とても強くあったような気がします。
どうして生まれ変わりたかったのか。
これまでの自分では足りなかった部分がたくさんあるから、間違ってた、失敗した部分があるから、それをリセットしてゼロから再出発し、もっとよりより自分を形成したい。
・・・う〜む。何か”長いもの”を背負っていたみたいですね。
長〜い”私の歴史”、”私のイメージの歴史”でしょうか。
生きる、ということは今にしか存在していない、今起きていることだけだ、ということが知的なアイデアではなく日常になると、”私のイメージの歴史”はとても短いものになります。
”私のイメージ”は毎瞬死に、毎瞬ゼロに返ります。
そして次の瞬間には最高の自分になる、最悪の自分になる、すべての自由があり、生命は自ずと展開していきます。
毎瞬死んで、毎瞬生まれている。
この紛れもない事実に、今この瞬間目をむけてみる。
どうでしょう?
”今”は、抱負が入る隙間がないくらい、ぴっちり身近です。