2014年9月26日金曜日

空間ー私にとってのヒント

私にとっては空間が、”それ”を一番思い出させてくれます。


こんな写真を見たとき、あるいはその場所に立ったとき、昔は木であるとか、川であるとか、”物”にばかり気がいっていました。それ以上に注意を奪われていたのは、見ているものに関する頭の中のうるさいコメントでしたが、それがわりと静かになった後も、意識は”対象物”に止まっていました。

”それ”に気づいてからは、空間に目がいくようになりました。そこにある物以上に不思議なのは、すごいのは、これらの物が存在するのを可能にしている、その空間そのものだと思うようになりました。

実際のところは”思う”というより、単に目を奪われてしまう、吸い込まれてしまう、といった感じです。

空間は、不思議です。知覚的には、そこには何もない。なんにもない―のに、じっと見ていると、不思議に何かに満ちている。空っぽというより、命に満ちている。

今もし、核兵器が使用されて、地球上のあらゆるものが一掃されても、空間は一切影響されません。核兵器を存在可能にしているのも、この空間です。

私たちが息を吸うとき、空間から10の22乗の分子を吸い込むといいます。この分子は臓器や骨、肉等、人体組織の一部となります。同様に、私たちが息を吐く時、私たちは身体の組織、臓器の一部を空間に吐き出しています。

宇宙のあの深淵な空間と、私たちの目の前にある空間は、一続きの同じものです。
恐竜の呼吸していたのと、同じ空間から、私たちは分子を取り込んだり、そこへ吐き出したりしているんです。

すごいことだと思いませんか。それとも、当たり前すぎますか?笑