2014年9月15日月曜日

アディヤシャンティ

数日前、アディヤシャンティが体調不良のため、教師としての活動を減らさざるを得なくなったとメール配信がありました。

前にちょっと書きましたが(過去記事)、私は一時期、アディヤのトークCDを朝から晩まで聞いていた時期があります。彼のセミナーにも二度ほど参加しました。

最初に参加したセミナーでは、若くてさわやかな印象とともに、半袖のシャツから出ていた腕が筋肉で隆々としていたのが印象的でした(笑)。びっくりして、旦那に気づいたか聞いたのを覚えています。意識しなくても気づくほど太かったんです。彼の経歴についてほとんど知らず、勝手に大工さんとか思っていたので、仕事柄かな〜とか思ったりしていました。

二回目のセミナーは、彼が大病をした直後でした。大病をした後だと知らなかったので、あまりに突然老けてしまったように見えて、びっくりしました。

さらに数年後、オンライン・ライブトークを見て、またしても年とってしまったというか、病気なのではないか、という印象を受けて心配になったのを覚えています。

オンライン・ライブトークの後、CD等でトークを聞き、彼の個人的な経験を少し知りました。彼が長年サイクリングの選手であったこと、アスリートとしてのアイデンティティが非常に深く根付いていて、競技をやめた後でも、あたかもオリンピックに挑むかのような訓練を続けていたこと、病気でやめざるを得なかったけれど、治ったとたんにまた猛烈な訓練をはじめたこと・・・、深い目覚めを経験した後も、コントロール不能な、身体を鍛えたいという衝動が続いたそうです。病気がいかに、彼のアスリートとしての古いアイデンティティを捨てざるを得ない状況を作ったか、ということを話していました。

通常のコースに加えてオンライン・ライブトーク、オンライン・セミナーと、時間を惜しんで教師活動をしていたようですが、今後はペースを落とし、しばらくオンライン活動のみ予定しているようです。

命に関わる病気ではないそうですが、よく休んで回復してほしいな、と思います。