2014年8月12日火曜日

透明で、透明で、透明なもの

ジムでのヨガクラスの最中、
襲ってきた苛立ち―のさなかに、
ふと、苛立ちと”私”の境を探してみた。
イライラは胸の中に巣くっている・・・
このお馴染みの感覚。

でも、あれ?
探してみると、境がよくわからない。
胸ってどこだっけ?

この辺、ここの中に、このモヤモヤと、イガイガがあって
大嫌いなの。

・・・と、いつも思ってたのに、それがどこにあるのか、
いざ見てみると、よくわからない。

あんなに張り裂けそうな感覚があって、どけようとしても
どけられなくて、助けて!って叫びたい気持ちだったのに。

よく見てみたら 



苛立ち、という名前が消えて
体の感覚だけが残って、、、

と思ってたのに、感覚の所在もわからない。
感じてた自分の所在もわからない。

二つの境は―――論外!
あまりにも明白。

たとえようもない、ゆるやかさだけがそこいら中にある。
あまりにも満ち足りていて、、、

自分がないのにすべてがある。

自分がないと、すべてがある。

その果てしない充足感の中、
なにごとも起こらなかったかのように、
体はせっせとヨガを続けている(笑)。